【考察】伝説のエンチャント「食肉鉤虐殺事件」
『真夜中の狩りーMidnightHuntー』に収録されているなんだか面白そうな伝説エンチャント「食肉鉤虐殺事件」について見ていこうと思います!
『真夜中の狩りーMidnightHuntー』のカード一覧は下のリンクにあるので、よかったらみてくださいね。
カード一覧:真夜中の狩りーMidnightHuntー
まずはカードのご紹介!
2021/9月発売の『真夜中の狩りーMidnight Huntー』に収録されている伝説のエンチャント。
マナコストは黒マナ2つとXマナとなっており、分類としては低コストの呪文ですね。
下の3つの効果を持っており、これがなかなか面白いです。
・食肉鉤虐殺事件が場に出たとき、ターン終了時まですべてのクリーチャーは-X/-Xの修正を受ける
・あなたがコントロールしているクリーチャー1体が死亡するたび、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失う
・対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体が死亡するたび、あなたは1点のライフを得る
カードテキストより
ざっくり見た感じ、全体除去として使用できて、クリーチャーを破壊すればするほどアドバンテージを稼げるカードということですね。
そういえば真夜中の狩りでは<腐乱>という効果があったよね~と思い出しました。
<腐乱> は攻撃すると戦闘終了時にそのクリーチャーは死亡するという効果。その効果と組合わせれば面白いことができるのはないかと思って <腐乱> に関連する効果を持つカードを探しました。(とりあえず黒色だけ)
呪文を唱えたときに黒1+2マナを支払った回数の2倍の数の <腐乱> を持つ2/2ゾンビトークンを生成してくれるクリーチャー。マナを支払ったとき、支払った回数分の+1/+1カウンターが乗って強化されます! しかも<接死>持ち!
つまり5マナ支払えば自分を強化しつつゾンビトークンを2体、8マナなら2回強化しつつゾンビトークン4体生成! 単体としてもコスパが良く、横展開能力を持つのでかなり強力なカードですね。
終了ステップ時に <腐乱> を持つクリーチャーをコントロールしていない場合に、ゾンビトークンを生成してくれるクリーチャー! 毎ターンゾンビを呼び出してくれるということは、ゾンビで特攻して食肉鉤虐殺事件の効果を誘発されることができるということです。
効果は強力ですが、ステータスが低いため簡単に焼かれてしまう可能性が高いです。ここが少し懸念材料になりそうですね。強化してあげて守ってあげないといけなさそう。
トークン以外のクリーチャーが死亡したときに <腐乱> ゾンビトークンを生成してくれるエンチャントです。毎ターン1回しか誘発しないですが、2枚以上並べれば相手クリーチャーを除去して2体の <腐乱> ゾンビトークン が生成されるので、まあそんなに悪くないかなっという印象のカードです。
黒は除去カードが豊富ですから、それと組合わせていきたいですね!
対戦相手のクリーチャーが死亡した場合、追放。次の自分のアップキープ時に自分のコントロール下で復活させるという能力を持つ強奪系カード。
ギサが場にいる必要がある、次のアップキープまで待たないといけない、相手クリーチャーを死亡させる、といういくつか条件があるので、少しばかり工夫が必要なカードです。復活させたときに <腐乱> がついてしまうので、これも大きなマイナスポイントですね。(それでも相手カードを奪えるだけで十分強いですが)
食肉鉤虐殺事件と組合わせようと思ったとき、無理して使う必要はないかな、というのが正直な感想。
混色カードですが、自分の墓地のクリーチャーの数の半数(切り上げ)の数の <腐乱> ゾンビトークンを生成する呪文。
墓地を肥やすという準備が必要になりますが、一気に大量のゾンビトークンを生成することもできるので、なかなか優秀です。しかもコストも低く、フラッシュバック能力があるおかげで、4枚積みしていれば普通していても8回唱えることができますね。(呪文をコピーしたりすればもっと唱えられます)
例えば墓地にクリーチャーが8体いれば2マナで4体のゾンビトークンを生成。墓地に8体というのはそんなに難しくなさそうなので、コスト以上の働きをしてくれそうです。
これがソーサリーじゃなくてインスタントだったらもう言うことなかったんですけどねー。
他にも <腐乱> に関する能力を持つカードはありましたが、まだまだ数も少なくここに挙げたカード以外は正直微妙・・・という印象。
今後カードの種類が増えていくことを期待することにしましょう。
<腐乱> という名前から想像できる通り、ゾンビが目立ちますね。
つまりこれはゾンビデッキを作れということですね!
というわけで、ゾンビデッキを作ったらまた記事にしようと思います!
以上!!